軍事目的で使われた?

エニグマという言葉をあまり聞かれたことがない方もいるでしょう。

このエニグマというのは第二次世界大戦の時にあの有名なアドルフ・ヒトラーの国家社会主義ドイツ労働者党が政権を掌握していたナチス・ドイツ下で使用されていた暗号機です。

この暗号機は1918年にドイツの発明家であるアルトゥール・シェルビウスが発明した電気機械式の暗号機です。

これを1925年にドイツ軍が採用して3万台ほどが軍事目的で使用していました。

エニグマは換字式の暗号であり、暗号化したい文字を1文字やそれ以上の文字で別の記号などに変換するものでした。

エニグマを用いて第二次世界大戦中は敵に知られては困る情報を暗号化していたものだということは推測がつく。

ナチスドイツは終戦までエニグマを使い続けたと言われている。

なぜそこまでしてエニグマにこだわっていたのかというと第二次世界大戦が始まった最初はドイツ軍にとってとても貢献されていたのが原因ではないかと推測されます。

またエニグマについて調べてみるとドイツ軍はエニグマに対して絶大な自信を持っていたことも記されている。

そんなエニグマだったが実は暗号化されたものが一度も誰かに解読されたことがないかと言えばそういうわけではなく解読に成功していたようだが、成功した事実は秘密にされた。

だが1930年頃にポーランドやイギリスなどが解読に成功していた。

もし誰も解読することができなければ私たちの知っている第二次世界大戦とは違ったものになっていたのかもしれない。

ドイツ軍が使用していたエニグマだが主に換字要素、ローター、反転ローターの3つから構成されています。

ローターには文字が表示されています。

そしてキーボードを使い暗号化を行なっていく。

2006年にはエニグマによって暗号化された文で未だに解読できていないものを解読しようとするプロジェクトにより未解読だったものが初めて解読された。

このように未だ解読されていない暗号文を解読しようとするプロジェクトがあることに驚きだった。